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No.74趣味とケガ

2020.12.02

趣味とケガ

みなさんの趣味は何でしょうか?

仕事とは関係ない趣味に没頭することは毎日の生活や気持ちを新鮮なものにします。私の趣味はテニスですが、息を押し殺しながら、飛んできたボールに対して構え、そして一気にラケットを振りぬく、その瞬間は格別なものであり、構えながらボールを見ているときは、まるで時間が止まっているかのような錯覚になります。この時間の中ではバウンドして向かってきているボールを中心に、同時に相手の位置、空いている場所をみているのです。

もちろん、アウトやネットあるいはダブルフォルトは当たり前であって、時にはスクールとはいえども暴言を吐かれたり、ブーイングを受けたりとすることもあります。しかし、そんなことはおかまいなしに、球種、スピード、高さ、深さなどを決断し、振りぬくことは最高の瞬間です。

そんな中、やはり年齢なのでしょうか、それとも日ごろの運動不足なのでしょうか、ケガが多くなりました。手術を伴う靱帯断裂や骨折のような大きなけがは今のところ起きていませんが、左膝下、右足裏、右脚アキレス腱、右肩、右手首、右膝裏、右腕の肘上とケガの場所は多くなっています。

特に、右肩のケガは治るまでに約1年半かかり、最後はMRIまで撮り四十肩ではないと結論を出しました。また、手首のケガは軽い脱臼だったのですが、それに気づくまでに数か月が経過していました。スクールには苦し紛れにめちゃくちゃにラケットを振って危険球を打つ人がいるのですが、その人のボールが目の前に飛んできたときに手首の形が間に合わずにボレーをしてしまって脱臼しました。その直後はシップを張ったかのようなスースーした不思議な感覚が手首にあったのですが、問題なくテニスができましたし、脱臼していることにまったく気づきませんでした。
数か月経過してから、手を机について立ち上がろうとすると手首が曲がらないことに気づき、近所の整骨院に行って初めて軽い脱臼をしていることを知らされました。

大人の週末のスポーツはケガをしに行くようなものだとお世話になっている整骨院の方が話していたことがあります。ケガをしたくないのならば、必ず週末以外に筋トレもしくはジョギングなどで体の準備をするように勧められたこともあります。なかなか難しいものですが、最低でもスポーツ前の準備体操は人よりも入念に行っており、テニスが終わるとほとんどの人がさっさと帰る中、下半身を中心に柔軟体操をして帰るようにしています。

テニスに残された時間はあまりないのかもしれませんが、ケガに注意しながら続けていこうと思います。