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No.59ちょっと気になること

もういいでしょう、新型コロナの話題は・・・・食傷気味ですね。
ただニュース番組であれ、新聞記事であれ、とても気になることがあります。
やたらカタカナ用語が多いことです。
曰く、「ロックダウン」　　　→「都市封鎖」
　　　「オーバーシュート」 →「爆発的患者急増」
　　　「クラスター」　　　→「感染者集団」

最初はなんだかよくわからなかったのですが、解説を聞いたり読んだりしてやっとわかる程度。
なんでも、専門家の方々は、このような現象を表すため普段から使っているとか、日本語では適切な表現が難しいとかでなじみの薄い専門用語をそのまま使っているそうです。
成程、これは我々もちょっと考えさせるべきことだと反省することもあるかと思いました。

曰く、「生計一の親族」→「一緒に住んでいる身内の人」文字だとわかるのですがセイケイイツノシンゾクなんて、こんな表現を目の前のご高齢のお客様に言ってはいけません。
「暦年贈与」、「連年贈与には注意を」、いっそうのこと「相続時精算課税」で・・・とか、
やたら税務の専門用語を使いがちですが、お客さんによれば目をパチクリするばかり。
優しい表現で分かり易くお伝えすることも我々の責務ではないかと、最近のコロナ関係のニュースを見聞きして感じ入った次第です。