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No.53趣味の世界

2019.12.26

趣味の世界

みなさんはどのような趣味をお持ちですか?ゴルフ、テニス、自転車、ボーリング、ウォーキング、バンド活動、読書、ドライブ・・・。いろいろと趣味の世界はありますが、私の趣味はテニスです。

テニスは極めて平等です。学校教育で体験するスポーツ(バレーやバスケットボール、サッカーなど)は、「身長が高いほうが有利であり、筋力がある方が有利である」というようにスポーツを楽しむ初期の段階から体格が影響を与えています。私がどんなにジャンプしても男子バレーのネットを超えて鋭いスパイクを打つことは物理的に無理なのです!

しかし、テニスは違います。ラケットという道具を使うため、その道具をうまく使えなければどんなに体格が良くても関係ないのです。そのため、体格の優れた男性相手に女性が打ち勝つシーンも当然にあるのです。テニススクールという狭い世界ですが、私も体格差によるボールの威力に負けたことは1度しかありません。(もちろん、競技志向が強くなればなるほど体格差が暗い影を落とすことは言うまでもありません)。

だからこそラケット選びはとても重要です。最初は店員さんのおすすめのものを買うことになると思いますが、2本目を買うときには重さ、面の大きさ・厚さ、さらに重心が手元寄りかラケットヘッド寄りか、タテ糸と横糸の本数、そしてガットを張る強さなどの要素が問題になります。特に、重さと面の大きさ、厚さ、重心の位置は素人でも違いをはっきりと感じることができるのです。そのため、ラケットを変えただけで、今まで打てなかった球種が打てるようになったり、残念ながらテニス肘に悩むこともあるのです。

テニスはメンタルのスポーツです。不思議なことに調子がいいときは何をやってもネットを越えるように感じ、逆に調子が悪いときは何度もネットに引っかかったり、相手コートに収まらず、萎縮した気持ちでラケットを振ることになります。自分の気弱さに打ち勝つ精神力あるいは図太さがなければ、いつまでもラケットを振り切ることができない「羽子板」のようなテニスになってしまうのです。

他人の目を気にすることなく、自分を解放すること。仕事や家庭といったことから解放された世界を持つことは精神を健全に保つ意味でも大切なことだと思います。だからこそ重低音のきいた爆音の中で激しく体を動かし、真冬でもシャツが完全に汗で濡れるライブに参戦することもやめられないのです!ライブは戦いだ!
おっと、これ以上かくと、おかしくなりそうなのでこれでやめておきます。

では、よいお年を!