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No.52「日本を出国するだけでも税金がかかります」

2019.11.28

「日本を出国するだけでも税金がかかります」

消費税が10%に上がってから1か月以上が経ちましたね。
最近では「イートイン脱税」や「正義マン」などという言葉をよく耳にしますね。持ち帰りが軽減税率8%で外食が標準税率10%が適用されていることで生まれた言葉ですが、外食の方が贅沢だからという理由で10%になっているのでしょう。共働きが増加しているなか、イートインやフードコートを含めた外食が贅沢だなんて短絡的な発想だと思いますが。(むしろ持ち帰りの方が余計なゴミが出て環境に良くないですし。)
政治家が行くような高級料亭は消費税率120%くらいにしても良いと思いますけどね。みなさんはどうお考えでしょうか。

さて、この消費税増税の10か月ほど前にも新たな税金が導入されました。
平成31年1月以降、日本を出国する旅行客は出国1回につき1000円を国に納付することが決定しました。いわゆる出国税ですね。
これは海外旅行に行く日本人にも課税されますし、日本を訪れた外国人も帰国をするときに課税をされます。(実際は搭乗チケットに1000円が上乗せされる形のようですね。)海外旅行は比較的裕福な人たちが行くものですから、ある意味贅沢税として理にかなっているのかもしれません。
翌2020年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるため、日本を訪れる外国人旅行客が増えることが予想されます。彼らにも税金を負担してもらおうという思惑があるのでしょうか。

日々の生活で私たちは何種類もの税金を払わされています。政権にNOを突きつけない限り、今後も新たな税金を取られたり、しれっと増税されたりするでしょう。
消費税も19%までは上げたいと言っている議員もいるそうですよ。
投票権があるのに投票に行っていない人、考えを改めた方が良いのではないでしょうか。