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No.04年金について考えた夏

2017.08.31

年金について考えた夏

20数年前、新入社員向けのレクリエーションで、総務担当の人から、「年金は25年間納めないともらえません。」「20歳で加入して、60歳の定年で丸40年納めると満額もらえるけど、今、国民年金に加入してない人は満額もらえないから。みんな20歳超えてるし。」と事務的に言われたことを覚えている。
20代の若者にとって「25年間」・・・。想像できないくらい遠い未来だった。それに、満額もらえる人って少ないんだ・・・と正直驚いた。平成3年4月から学生でも20歳になったら年金加入が義務付けられていたが(それ以前は任意加入だった)、当時、本人や親の年金に対する意識の低さがあり、実際、年金手帳を持っていない新社会人も結構な数だった。

あれから、20数年・・・・も経ったのに、まだ25年に満たない今年の夏、国民年金を受給するための資格期間の要件が25年から10年に短縮された。'http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000143356.html'
10年は確実に納めている!これで私も、年金がもらえる資格をゲットした~!!やった~!マラソンのゴールのテープを切ったように気分が高揚した。
が・・・・
その後、いろいろ調べていくうちに、仮に10年納付して毎月の受給額が2万円弱と知った。厳しい現実を知り、今から老後のことなんて・・・と心のどこかで思う反面、何かしておかなくちゃ、という漠然とした不安が生じた。

そんなある日、とあるセミナーに参加した。じぶん年金iDeCo、積立NISA、いろいろな金融商品が出ていた。自分にあった資産形成を考えよう!と心に決めた今夏だった。
つづく・・・