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No.38流行り病

2019.01.24

流行り病

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

皆さんはニュースを見ますか?
最近では、どのニュースを見ても【インフルエンザ】
この言葉を見ることが多くなりました。

2019年第2週の患者数は168万人
前週の3倍近い増加になっているとのことです。

毎年、この時期に流行るインフルエンザの為に予防接種をした方も多いのではないでしょうか。

しかし予防接種をしたから大丈夫!
これは大きな間違いなのです。

インフルエンザの予防接種は、各国で流行するであろう型を1年前に予測し、工場で作られるワクチンです。しかし、インフルエンザウイルスは変異がしやすく、ウイルスを1年前に予測することは極めて難しく、違う型のワクチンを打っても予防効果が無く、症状を軽減する効果が無いことが報告されているそうです。
また、正確に予測できても製造過程内で変異してしまい、予定としていたものと違うワクチンが出来てしまうこともあり、結果として50%程度の効果だったこともあるそうです。

だからといって、予防接種の意味がないわけではありません。

赤信号で交差点に進入しても、必ず事故が起こるわけではない。逆に、青信号で交差点に進入しても事故にあうことはあるわけです。ただし、青信号に従った方が事故にあう可能性は低くなります。
同様に、インフルエンザワクチンを接種したほうが、発症する確率を軽減できることは間違いありません。

また、インフルエンザの流行で多くの死亡は二次感染によるものだそうです。
その合併症の確率を下げる効果もワクチンにはあります。

このようにワクチンの効果は、あくまで確率論なのです。

インフルエンザの予防には、ワクチンの効果に頼るだけでなく、普段の生活において手洗いうがい、外出時のマスク着用など、身近からできることを行うことで感染率を下げることにつながると思います。

私たちの仕事はこれからが繁忙期です。

インフルエンザに感染しない為にも
今日、イソジンを買って帰ろうと思います。笑