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No.143新型?コロナと確定申告

2024.03.06

新型?コロナと確定申告

2月初め、個人の確定申告シーズンになり、仕事も忙しくなりかけた頃コロナに罹患してしまった。

その日の朝、熱は37度程度だったが、前日からインフルエンザの時と同じような症状だったため、近くの病院で検査の予約を取った。
混雑しているようで夕方5時しか空いていないとのこと。

医者の先生から「コロナ陽生です。」と宣告された帰り道、抵抗力が弱っていると誰でも起こる可能性があると諦めながら、家族に連絡をしたところ、追い打ちをかけるように「マスクをしていないからじゃない?」と言われ、他に言うことがないのかと悲しい気持ちになりながら、雪の降る道をよろよろ歩きながら帰った。

検査から3日間、熱はそれほどでもないが、頭と体が重い状態が続き、咳も止まらないため、安静にして横になっていた。

トイレ以外は自室に閉じ込められた状態。もとい、ほとんどの時間を自室の布団で横になって過ごしていたので腰痛が再発し、「泣きっ面に蜂」状態となった。
その後、事務所や得意先と連絡を取りながら出社することが出来た。

現在、コロナがインフルエンザと同じ五類感染症となり、外出自粛の強制力はなくなったが、世間の目はいまだ厳しいものがあるとコロナに感染し、改めて実感した。

先日の税務通信にも掲載されていたが、国税庁のホームーページではコロナ対応FAQ等の特設サイトは閉鎖されたとのことだが、新型コロナ感染の影響で申告が困難であることの関連性が示された場合、個別指定による期限延長は出来るとのこと。
新型コロナ流行時より「期限延長」が出来る要件のハードルは上がっているようだが、新型コロナ感染が申告困難な直接的な原因となっていれば税務署に確認し、「災害による申告、納付等の期限延長申請書」を提出し、承認を受けることが出来ると思われる。

出来ることなら所得税・贈与税は3月15日、消費税は4月1日(3月31日が日曜日のため)の申告期限までに提出することが望ましい。
その日までに確定申告処理が出来るようがんばりたいと思う。

新型コロナ流行時、何型から何型に変異したなど色々とニュースになっていたが、今はどんな新型?コロナなのか、どのような症状や感染力なのか良く分からない。
ただ、いつの時代も感染症患者には優しい対応を心掛けられる人間になりたいと改めて思った。