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No.142築地を歩いて

2024.02.01

築地を歩いて

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられてから半年以上が過ぎ、感染症法に基づく外出自粛の要請はなくなり、外出を控えるかどうかは、個人の判断に委ねられ、コロナ前の日常生活が送れるようになりました。

先日、築地場外市場に出かけました。2018年に中央卸売市場が築地から豊洲に移転後、築地には完全に市場はなくなったと勝手に思い込んでおりましたが、場外市場は残っていたのですね。電車を降り、歩いて向かってみましたら、予想以上の人ごみにびっくりです。右も左もあふれんばかりの人集り。どの店も大行列で、歩くのもままならないくらいの賑わい。
そして、円安も背景にあるのか、その人たちのほとんどが海外からの観光客。お店の呼び込みの声に交じって聞こえてくる言語も多種多様で、まるで、異国の地に来たのかと錯覚するほど。

ただ、ここで気になったことが。
場外市場ですので生鮮食品を扱っている店が多くあります。マグロなどの刺身を提供している店の店員がマスクを着用しないで商品が真下にあるのにもかかわらず客と会話をしている、小さな子供が店前に陳列している商品を消毒もしてない素手で触ったりしている・・・そんな光景を目の当たりに。
現在マスク着用は義務ではなく個人的な判断によります。きちんと蓋やラップ等をしている店もありましたが、全く対策をしていないお店もあります。思わず声を出しそうになるくらい不衛生で、その時点で購買意欲が失せてしまい、そのまま帰宅することに。

今後、帰省する方や国内外問わず旅行に行く人が増え、またコロナ禍で会えなかった人との接触機会が増えていくでしょう。
季節性インフルエンザが警報レベルで大流行している中、新型コロナウイルスの感染患者も増加傾向にあります。
・感染症予防の基本である手洗いうがいを徹底し、
・手指消毒、定期的な換気、
・医療機関・高齢者施設などを訪問する時、重症化リスクの高い方が感染拡大時に混雑した場所に行く時、通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗車する時など効果的な場面でのマスクの着用等、基本的な感染防止対策をしっかりしましょう。