048-834-1155

9:00~17:00 ( 土日祝を除く )

No.183交通事故?!自動車任意保険、入っていますか?~仮差押え編~

2026.01.23

交通事故?!自動車任意保険、入っていますか?~仮差押え編~

交通事故を起こした相手がもしも無保険だったら、あなたは泣き寝入りをしますか?
今回のエピソードは、前回の事故発生編の続編となる「仮差押え編」です。お時間のある方は「事故発生編」からご覧ください!
(ちなみに2026年1月の段階でまだ戦いは終結していません。裁判所での口頭弁論は2回ほど行われましたが、検察では罪を認めていた犯人が供述を翻して「ぶつかっていない」と主張しています。機会がありましたら裁判編もお伝えします!)

近年は日本に住む外国人が増えたことによるトラブルが本当に増えましたね。今回の交通事故の加害者も中国籍の外国人でした。外国人が相手となると諦めて泣き寝入りする方も多いのですが、ここでは、私たちが弁護士さんと二人三脚で犯人を追い詰めていく流れをご紹介します。「こんな方法があるのだな」程度に見ていただけたら幸いです。

犯人が特定されたので、通常でしたら犯人が加入している保険会社等から連絡があるはずです。しかし一向に私たちへの接触がありません。そこで私たちは弁護士さんに相談し「弁護士会照会」を使って犯人の任意保険会社を調べてもらうことにしました。この照会、やや面倒な手続きです。まずは犯人の住民票を取り寄せ、住民登録を確認出来たらそれに基づいて照会書を弁護士会に提出、弁護士会から各保険会社が加入している団体に照会書を送る…という流れです。
これだけでも弁護士費用がかなりかかりそうですよね。各団体から回答が出るまで1か月以上かかるのが通常ですので、その間に今度は本人宛に内容証明を送ります。

内容証明には「事故の事実」「賠償金の金額」「通知を無視した場合は刑事処罰も求める」旨がかっこよく法律用語で書かれます。確かにかっこいい文章なのですが、1通110,000円します…。4人家族なので440,000円です。
しかし自動車保険に弁護士特約を付けている私たちには自己負担額はありません。この弁護士特約がかなりの力を発揮してくれていることがお分かりいただけるかと思います!万一の事故に備えて弁護士特約を保険につけることをお勧めします。

照会の結果、犯人が自賠責しか加入していないことが判明。さらに送った内容証明にも犯人からの反応がありません。
もとより、内容証明を送ったことで犯人が慌てて車を処分してしまう可能性もあります。そこで私たちは「車の仮差押え」の手続きに入ることにしました。仮差押えには2種類あり、「仮差押えの登録をする方法」と「執行官による車両の取り上げと保管」があります。私たちは前者の方法を取りましたが、書面上の仮差押えの登録をするだけでも、まともな業者は該当の車両を購入することはありません。
仮差押えには裁判所の許可が必要で、供託金として30万円必要でした。(この供託金は戻ってきます)
無事に仮差押えを終えると、裁判所から犯人に通知がいきます。これでも犯人は無視し続けますが、裁判所から訴状が届くとついに犯人が動き出します。さすがに裁判所からの訴状は無視しないのですね。

長くなりましたので続きは「~裁判編~」でお伝えします!続きを書くころには落着していると良いのですが…。