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No.195画面のノイズに「お疲れ様」!

2026.07.28

画面のノイズに「お疲れ様」!

最近、スマホでSNSや動画を眺めていて、ふと【うんざり!】ってなることありませんか?

タイムラインを開けば、AIが作ったどこか不自然な映像、イントネーションや読み方がおかしい日本語のナレーション、誤字だらけの自動字幕・・・。
そしてなかなか本題に入らず、結局は大げさな表現に騙される始末・・・。イライラしますね。かつては便利で楽しかったはずのネット空間が、今や自動量産された粗悪な情報で溢れかえっています。

●「AIの便利な使い方」が、ただただうるさい
さらに正直に告白すると、最近SNSやYouTubeを開くたびに目にする「最新のAI活用法!」とか「AIで人生が激変するアイデア〇選!」といった、キラキラした紹介動画や投稿の数々にも、私はほとほと【うんざり】しています。

どこを向いても「AIをこう使え!」「このプロンプトがすごい!」という情報ばかり。正直なところ、ただただ【うるさく】感じてしまいます。

便利になるのは結構ですが、毎日毎日新しいツールを追いかけて、ライフハックし続けなければいけないのでしょうか。「乗り遅れるな!」と急かされているようなあの空気感自体が、私たちの心の平穏を脅かす大きなノイズになっている気がしてなりません。

●テクノロジーがもたらした、皮肉な「二度手間」
本来なら、私たちの生活や仕事を効率化してくれるはずのテクノロジー。なのに、あまりにも「それっぽい嘘(ハルシネーション)」が多すぎて、「これ本当に合っている?」とわざわざ裏取りをする余計な仕事が増えています。これほど不効率なことはありません。すでに「情報は嘘や間違いが前提である」という不信感が最初にあり、否定することから始まる始末。とても不快ですが、おそらく元には戻らないでしょう。

この現実と空想の曖昧さに加え、ネット上には専門家でもない人の幼稚な感情論や、「社会人はこうあるべき!」という説教くさい啓蒙まで乗っかってくる。これらを真面目に受け取っていると、私たちの貴重なエネルギーは泥棒のように平然と削り取られてしまいます。

●「外の雑音」が「内側の焦り」にすり替わるとき
なぜ、これほどまでにネットのノイズが私たちを疲れさせるのでしょうか。

それは、外側から浴びせられる「こうあるべき」「もっと頑張れ」「AIを使いこなせ」という容赦ない雑音が、知らず知らずのうちに私たちの心に侵入し、いつの間にか【自責】や【承認欲求】【自己犠牲】といった自分を追い詰めるエンジンにすり替わってしまうからです。

「これくらい一人でやらなきゃ恥ずかしい」「周りに置いていかれないように、もっと評価されなきゃ」と、欠乏感から無理をして走り続けると、どれだけ成果を出しても心が休まりません。他人の作った極端な物差しや、誰が決めたかもわからない評価に振り回されているうちに、自分が本当に楽しみたいことが何か、だんだん分からなくなってしまいます。つまり、自分をいたずらに「消耗」させているのです。

せっかく頑張っているのに、手元に残るのが空虚さだけでは寂しすぎますよね。自分のエンジンを一度休ませてあげる時間が必要なのです。

●だからこそ、徹底的な「情報の境界線」を引く
この不効率な消耗ループから抜け出すために、私が最近実践しているのが、超シンプルな【情報の断捨離】です。

ネットニュースは事実(らしきもの)だけを確認したら、他人のコメント欄は1ミリも見ません。なんなら専門家の意見すら無視です。他人のノイズを最初から遮断してしまえば、余計な反発心も、モヤモヤする抵抗感も生まれません。自分の心の中に、穏やかで自由な【思考の余白】を確保するのです。

そして、シャットアウトして浮いた時間とエネルギーは、すべて【現実の体験】につぎ込んでいます。
頭の中が真っ白になりながらボールを追いかけるテニス、会場の熱気と体を震わせる爆音に身を任せるライブ参戦。発狂するほど最高です!これらに共通するのは、裏取りなんて一切いらない【100%確実な現実】だということ。自分で身体を動かし、五感でダイレクトに味わう満足感は、画面の向こうのどんなコンテンツよりも純粋で、私たちの心と体を最高に潤してくれます。もちろん、そうやって身体を激しく動かすアクティブな時間だけが【現実の体験】ではありません。静かに自分の世界に没入する読書だって、立派なリアルの時間です。本屋大賞を受賞した「イン・ザ・メガチャーチ」は最高ですよ。

●画面を閉じて、主導権を取り戻す
情報に振り回されて疲れるくらいなら、いっそ自分の意思で遮断する。

たまにはスマホを置いて、目の前のリアルな趣味や時間をとことん楽しむ。

これこそが、情報過多な現代において、自分らしく健やかに、そして打たれ強く生き抜くための、一番賢くて気持ちのいいセルフマネジメントです。皆さんも今夜は一度、画面をパタンと閉じて、自分のリアルな時間を取り戻してみませんか?