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No.190スーパーの片隅で見つけた、私の心のスイッチ切り替え法

2026.05.27

スーパーの片隅で見つけた、私の心のスイッチ切り替え法

突然ですが、皆さんは日々の忙しさの中で、仕事とプライベートの切り替え、つまりONとOFFのスイッチをうまくできていますか?

パソコンやスマートフォンが手放せない現代、仕事が終わっても頭のどこかでタスクのことを考えてしまったり、なんとなく心が休まらない夜を過ごしてしまったり……。そんなお悩みを抱えている方も少なくないと思います。
かつての私も、まさにその一人でした。しかし最近、ある「ささやかな習慣」を始めたことで、驚くほどスムーズに心のON/OFFを切り替えられるようになったのです。

その習慣とは、仕事帰りのスーパーでバラ売りの生花を買い、部屋に飾ることです。

ハードルは低く。お花屋さんではなく「スーパー」でいい

「部屋に花を飾る」と聞くと、なんだか少し丁寧でおしゃれな暮らしを想像して、気後れしてしまう方もいるかもしれません。実は私も、以前は「お花屋さんに入るのはちょっと敷居が高いな」と感じていました。

そんな私が花にハマったきっかけは、仕事帰りのスーパーでした。最寄り駅の近くのスーパーで300円〜500円ほどで売られている小さな花束を見つけたのです。そのスーパーは種類も豊富で見ているだけでなんだか心が安らいだような感覚がして、気がつくと手に取っていました。
特別な知識がなくても、その時「あ、なんか綺麗だな」「今週は元気がほしいから黄色にしよう」と直感で選ぶだけで十分。いつもの買い物のついでにカゴへ滑り込ませるだけなので、時間も手間もかかりません。数百円というワンコインの手軽さで始められるのが、何よりの魅力です。

「ハサミでパチン」が、脳をOFFにする合図

買って帰った花をそのまま花瓶に挿すだけでも素敵ですが、私にとっての「本当の癒やし」はここから始まります。
最近は、並んだお花の中から何種類かを見繕って買って帰り、自分のセンスで組み合わせを変えて生けるのが最高に楽しい時間です。
ちなみに花瓶はわざわざ高いものを買い揃える必要はありません。最近は100円ショップでも驚く程可愛くてお洒落なフラワーベースがたくさん手に入ります。なんならお家にあるジャムなどの小さな空き瓶でも十分に映えます。「どの花をどの瓶に合わせよう」と考えるのもまた、ワクワクします。
ハサミで茎の根元を斜めにパチンと切り、一番美しく見えるバランスを探りながら、花瓶にそっと生ける。この時間はスマホの画面を一切見ず、ただ目の前のお花とだけ向き合う癒やしのひとときなります。 不思議なもので、ハサミで茎を切るあの「パチン」という心地よい音を聞くと、日中ずっとフル回転していた脳のスイッチが、強制的に「OFF」へと切り替わる感覚があるのです。ただ手を動かして花を整える。この名もなきシンプルな作業が、現代人に不足しがちなマインドフルネス(瞑想)の時間になっているのかもしれません。

暮らしを整え、自分を労わる好循環

部屋にお花が一輪あるだけで、空間の雰囲気は驚くほどガラリと変わります。
面白いことに、綺麗な花が視界に入ると、「その周りも綺麗に片付けよう」という心理が働き、自然とデスクや部屋が整っていくという嬉しい相乗効果もありました。朝起きて、昨日よりも少しだけ花が開いているのを見つけると、それだけで「今日もいい日になりそうだな」と、穏やかな気持ちで1日をスタートできます。
数日経って少し元気がなくなってきたら、茎を短く切って小さなグラスに小分けにして飾る。そんなふうに姿を変えながら、形を変えて長く楽しむ工夫もまた、愛おしい時間です。
忙しい日々を送るビジネスパーソンにこそ、この「数百円で買える心のゆとり」をぜひ体験していただきたいなと思います。
今夜、お仕事帰りのスーパーで、もし小さなお花たちが目に留まったら。ぜひ1束、あなたの暮らしの仲間に迎え入れてみませんか?
日常がちょっとだけ特別になる感覚を、きっと味わえるはずです。