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No.51社員旅行へ行ってきました。

2019.11.28

社員旅行へ行ってきました。

先日、事務所で社員旅行へ行ってきました。
旅行中、関東は大雨のようでしたが、国境の長いトンネルを抜けると晴れて、天候にも恵まれました。そう、行先は川端康成「雪国」の舞台となった越後湯沢や十日町周辺です。
越後湯沢といえば、すぐ先に上越新幹線のガーラ湯沢駅があるように、スキー、スノーボードや温泉のイメージが強いですが、今回の旅行でほかにもたくさんの名所があることを知りました。

<清津峡>
富山県の黒部峡谷、三重県の大杉谷とともに知られる日本三大峡谷の一つです。信濃川の支流である清津川が500万年前のマグマでできた柱状節理を侵食してできた峡谷で、観賞用のトンネルがあって間近に見ることができます。悠久の時間の流れと自然の作り出す美しさを感じることができました。

<美人林>
十日町市にある樹齢約100年のブナの林です。まっすぐに伸びたブナの立ち姿がとても美しいことから美人林と呼ばれるようになったそうで、確かに見返り美人のようなブナの木々でした。年間10万人が訪れるそうです。

<星峠の棚田>
数年前から人気となっている日本の原風景、棚田です。十日町市にある山々のあちらこちらにあるようですが、その中の星峠を訪れました。たまたま農作業をされていた農家の方にお話を伺うと、このあたりは豪雪地帯で、そろそろ雪が降ってくる頃なのでその前に収穫をしているとのことでした。
越後の名峰八海山を背景に、空を反射する水の張られた棚田もやはり美しかったです。

<へぎそば>
最後に食べ物について。へぎ(片木)と呼ばれる剥ぎ板で作った四角い器に載せて供されることからへぎそばと呼ぶそうです。つなぎに布海苔を使っているのが特徴ですが、この地方では農業の閑散期に織物をするのが盛んで、もともとは織物の仕上げの糊付けに布海苔を用いていました。そばが数字の0のように盛ってありますのでカロリーもゼロです(笑)。

以上、今回の旅行の一部をご紹介させていただきました。
紅葉はピーク後でしたが、まだまだ美しく色づいているところもありました。美味しいお酒と料理でみな楽しかったと思いますし、明日の仕事の励みにもなったのではないでしょうか。